よみがえる限界夜行おじさん
お久しぶりです。
月一くらいで書きたいとか言ってたら秋が終わろうとしています。
ちなみに卒論もおわりが近いです。破滅という意味で。
さて、かつて禁固8時間の刑やらスラムラリーやらいろんな表現で夜行バスのネガキャンを行ってきたわけですが約1年強の時を経て再度夜行バスに挑みます。
また4列?
ハハッもう勘弁してください。3列シートです。
3列シートは甘えだしどこに限界要素があるのか?
バイトを終えて40分で乗り込みます。我ながら余裕のないスケジューリングに乾いた笑いが出ています。
コンテンツ力とかチャレンジ精神はないのか?
うるさいぞ俺は俺を甘やかしたいんだ。
ということで家に帰る時間さえないのでキャリーバッグをロッカーに叩き込んでいます。
忘れ物がないかとか一人で関東は初めてだとかで骨なしチキンのお客様になっていますがどうなることやら。
ペンギン・ハイウェイを観た
タイトルでもう何もかもがあけっぴろげにされているので特に何も付け加えることがありません。
これから多少内容に触れたりするのでこれから観に行くオタク各位はそっと「戻る」を選んでほしいなと思います。できれば観てからこのページをもう一度開いてオタクがうめくさまを読んで共感なりドン引きなりしてほしい次第。
もはや感想でもなんでもなく物語の羅列かもしれないがそこはやさしい目で見てください。
僕は原作を読んでいる。最初と最後の数ページだけね。
正直に言うと読んだはずの原作の内容は覚えていなかった。それでも最後の数ページで深く打ちのめされたことだけは覚えていた。
なぜ挫折したのかは覚えていない。傲慢ともとれる主人公の語りに少年の僕が耐え切れなかったのかもしれない。
この年になっても声がついた冒頭の主人公の語りにむずがゆい気持ちになった。
主人公のアオヤマ君はおそらく頭が切れる少年で、周囲の子どもたちより冷静に物事を見ていた。
しかし彼の一番恵まれているところはその頭ではなく周囲の大人たちの姿勢にあると思う。
大人たちは彼の突飛で滑稽とも言える仮説を頭ごなしに否定しない。
「そんなわけない」「子供の言うことだから」とあしらわないのだ。これはフィクションだからそんな大人ばかりなのだといわれてしまうと返す言葉もないが。
こんな大人たちに囲まれアオヤマ君はどんどん思考を巡らせ突き進んでいく。
そして物語が大きく動き出し、いよいよ現代の科学、つまりは大人たちの手にあまる局面でアオヤマ君は「お姉さん」とともにすべてを終わらせるために動き出す。もはや世界を救えるのは仮説を突き詰めた彼と「お姉さん」しかいなかった。
ペンギンが現れた時も、すべてが終わった穏やかな時間もアオヤマ君と「お姉さん」の関係に変わりはない。ちょっぴり成長したアオヤマ君と達観したような微笑みで優しく見守る「お姉さん」。
そして終盤に「お姉さん」が放った一言が何年も前と同じように僕を打ちのめした。
ああ、あの日の胸の痛みはこれだったのか。
なぜ「お姉さん」は微笑んでるんだろう。もはや自分が何者かさえわからなくなった「お姉さん」はどんな気持ちでいるんだろう。僕には何もわからなかった。ただそこにすべては終わってしまったのだという安心と整理がつかない悲しみだけがあった。
最後に冒頭と同じようにアオヤマ君は語りだすのだそうだ。もはや覚えてすらいない。
最後の最後にアオヤマ君が放った一言で締めくくられた瞬間の安心したような虚脱感が今でも鮮明に思い出せる。
読み返すと頭が悪いのがもろわかりの文章になったのでこれくらいで終わりです。
頭にきたときはおっぱいのことを考えると幸せになれるそうです。アオヤマ君は世の真理に気付いている…末恐ろしい少年だ…
ガバガバマンスリーブログ
前回書いたのが7月の頭あたり。
もう8月終わるんですけど。早い。
最近はバイトしたりバイトしたりバイトしてたらあっという間に一週間が終わるので時間感覚がおかしくなった気がしますね。
何をしたって言われるとライブに行ったりオタクと遊んだくらいしか記憶に残っていません。
ライブは雨宮天さんのツアー”The Only SKY”に2回行きました。
7/19の大阪と8/19の神戸ですね。神戸はおとといやないか。
去年までライブに行くようなアクティブさはなかった気がするので自分でも驚きですね。
CD音源も好きなんですけどライブの音は生歌はもちろん会場の響きでメロディがまた違ったように聞こえていいです。耳がいいわけではないしそういう教養があるわけでもないので気のせいかもしれませんが。
ただ、泥酔して入場なんて話を聞くと”客のマナーが悪い”という評価は間違っていないとは思いますね。
ライブT洗濯したら縮んだ。かなしい。次からワンサイズ大きめにします。
オタクと遊ぶのはカメラ振り回すのがメインなんですがどうしようもなく暑いのでやる気が出ずダラダラと過ごすのが既定路線になりつつありました。
暑さ寒さも彼岸までなんて言葉もありますがまだまだ暑いしもう少しダラダラしていようと思います。
またそのうちに。
近況トーク
あんなに調子よくポンポン更新していたのがウソのよう。
6月をすっ飛ばして7月も1週間過ぎようとしている。全く恐ろしいことで。
空白の2カ月に何が起こっていたかというとTwitterを見てもらうとお手軽ですのでそちらを。
…ただそれだけでは無味乾燥な気がしますので簡単に振り返っていきます。
5月の頭にバイトを始めました。四半世紀近く生きてきてシフト制のバイトは初めて。
持ち前の社会性の低さを職場で存分に発揮しつつもえっちらおっちら働いています。
安定収入があると気持ちの持ちようが違いますね。安心。
支出が増えてしまって困っているのはご愛嬌なのか何なのか。
以前していた派遣の日雇いはその日だけなので気は楽なんですがその気にならないと応募しないのでよろしくない。あと求人のメールがひっきりなしに来てメールアドレスが機能不全に陥った。
バイトを始めてからというもの「僕の周りの人たちはいい人ばかりだったんだな」と実感することが増えました。普段通りに対応してるつもりでも「態度が悪い」と難癖をつけられたりもしました。
そんなことをすぐ忘れてしまうのはいいことなのかそうでないのかよくわかりませんが。
ここまで書くと不平不満に満ちてると思われかねませんが意外と楽しんでますよ。
最近周囲の人たちに感化されることが楽しいと思うことが多いです。俗にいう「布教」ってやつです。
意外と食わず嫌いしてきたものが勧められてハマるパターンが大半ですね。
水瀬いのりさんもその一つで「どうせフリフリの衣装着てベタベタのアニメ声で歌ってるのをオタクが持ち上げてワーキャー言ってるだけやろ(偏見)」といった気持ちを持っていたのは事実です。
そんなところにカラオケに行こうとの誘いがありました。なんでもカラオケボックスでBlu-rayを再生すると。二つ返事でOKして参加しました。
そこで持ち出されたのがTrySailといのりさんのライブBlu-ray。TrySailは前から曲を聴いていましたし春にはライブにも行きました。オタクが一緒に踊ってるのは未だによくわからないけど楽しかったです。すこ。
TrySailといえば夏川椎菜さんのよさに最近気づきました。茶髪に染めてから印象が変わりましたね。
ベッドタウンからもう少し離れた街にいそうな女の子が都会に出てオシャレになった感じと言ったら失礼かもしれないけど。
さていのりさん。開幕から何かが想像と違う。衣装こそアイドルっぽさを若干感じさせるような気がするもののアニメ声?そんなものはない。
歌唱力で殴ってくる。喉からCD音源。もしくはそれ以上か。エモい。エモすぎる。
思い出すだけで言語野が仕事をしない。ボキャ貧すぎて悲しい。
皆さんぜひ「星屑のコントレイル」を聴いてください。ぼくはこれが好きです。
あと「上坂すみれのヤバい○○」を野球回だけ見ました。イカれてました。
ただイカれてるだけではなく笑える要素に満ちていたのでさじ加減って大事だと思います。 満塁ホームランは何点だっけな。
またそのうち書きます。
デジャブとともに
過去にこんな記事を書いていましたが同じ題材でもう一度。
観察眼の進化(?)にご期待ください。
タンゴエクスプローラーを撮りたい。そんなこんなで丹後をめざしドライブに出かけました。運転してないけど。
撮り鉄から教えを乞いながら初めてマニュアルフォーカスをまともに使いました。
もともと鉄オタだった故かなかなか楽しいもので。
さらに追いかけるドライバーと福知山で別れます。
福知山駅前の京都交通案内所で翌朝のチケットを購入し帰省がてら実家へ。
もっとゆっくりしたいところですが予定があり、翌朝福知山IC9:00発の日本交通で大阪国際空港まで向かいます。
ICの停留所は国道沿いの交番の目の前で徒歩1分のところに自販機が2台ある以外は何もないといって差し支えない程度。
標柱が大阪バスのニュースター号と西日本JRバス園福線のものと並んで立っています。
ニュースター号は学割を使えば日本交通より安いうえになんばOCATではなく大阪駅に行くことができますが、4列シートで大阪行きは朝2本のみ。今回は見送ります。
以前と変わらず3列2+1配列トイレ付のエアロエースが来ました。
進行方向右側中央床下にトイレがあります。
トイレ直前の座席を指定しましたのでリクライニングを最大まで倒し、フットレストを併用すれば軽く腰と膝が曲がる程度まで体を伸ばすことができました。
前回は気づきませんでしたがUSB電源もついていて便利。Wi-Fiの設備はありませんが今回のような短距離路線では必要ではないかもしれません。
GWのUターンもあり9割方座席が埋まっていました。
途中休憩をはさまず空港へ。時折急カーブでテーブル上の物が流れていきますが仕方のないこと。中国道吉川JCTまで約40分で渋滞もなくスルスルと高速道路を駆け抜けます。空港にはほぼ定時に到着。
1時間半程度の乗車でしたがまったくストレスを感じることはありませんでした。
ニュースター号と乗り比べするつもりはありませんが機会があれば。
僕がハマってきたアニメ(プロローグ)
また更新するネタが尽きて放置かと思われましたが奮起してひねり出しました。
筆が乗った勢いに任せドカッと3回も記事を書いた弊害が早々に出ています。
スラムラリー往路編を書いた直後に「アニメについて語って」とネタ振りをされていました。当時は鼻で笑っていましたが。
そもそも僕は「ドラえもん」やら「クレヨンしんちゃん」を見る一般的な幼児として世間を渡ってきました。
しいてオタクの片鱗を感じさせるものといえばトミカとプラレールのビデオが家にあって暇さえあれば見ていたような気がします。
そのビデオにはヒカリアンの短編が収録されていて飛ばし飛ばし見ていました。2018年になってシンカリオンが話題になったときは驚いたのなんの。(見てないけど)
それからしばらくしてあるアニメに巡り合いました。「ロックマンエグゼ」です。
アニメを見てゲームを買ってくれと親にねだり、おもちゃまで買ってもらいました。ゲームは今でも年に2回くらい引っ張り出して遊んでいます。
結局「流星のロックマン」の初期まで楽しんだあと僕は突如として体育会系に変貌しアニメからは離れていきます。
中学と高校の末期まではなぜかアイドルにハマり、アニメを見ない生活を送っていた僕はスマートフォンを手に入れTwitterアカウントを開設します。これがすべての始まりでした。
鉄道とアイドルという核地雷も顔負けのアカウントでツイートをする日々の始まりです。アイドルは大学受験準備で脇に置いたっきり離れていくわけですが。
ざっと思い出すので紹介はまた後日。
昼行3列の衝撃
2回に渡って高速バスのネガキャンに勤しんでしまったのでポジティブな体験も述べていきます。
今回乗車したのは日本交通の大阪・神戸~福知山線です。
当日乗車を決めたので電話で予約をしようとすると「お乗りいただけるのでそのまま運転手にお金払って乗ってください」とのこと。
乗車場所は大阪国際空港。空港リムジンバス・一般路線バスはターミナル前にバス停がありますが、今回は大阪モノレールの駅に近い場所に屋根とベンチがありました。(現在は仮移転しています)
9:12発でやってきたのはエアロエース。夢にまで見た(見てない)3列シート。2+1配列で非公式側床下にトイレまでついています。
運転手さんに運賃をお支払いすると「とりあえず席は指定しますが自由に座ってください」とのことなのでお言葉に甘えて気が向くままに着席。
5割くらいの乗車率に見えました。なんばOCAT始発ゆえかトランクにはスーツケースが目立つ。
3列シートの独立1列側に座る。横に人がいない。ほとばしる安心感。シートが広い。リクライニングがしっかり倒せる(後席が空き)。
中国道から舞鶴若狭道へと移りごく弱い揺れを感じるものの平穏な時間が続く。
車内に話し声もなく違和感さえ覚える始末。
途中福知山ICで降車可能ですが停車せず。終点福知山駅まで約1時間半。
乗車時間に大差があるので単純比較ができませんが3列シートの快適さをこれでもかと味わいました。もう4列はいやだ。
近年はより快適さを追求したバスが増えていることを見聞きしているので一度体験してみたいですね。高速バスは嫌だとか言っていたのに自分でも現金だなと感じています。