帰ってきたスラム
前回、地獄を見た東海道横断スラムラリーの模様をお伝えしました。
まだ地獄巡りは終わっていない。
もう少し僕と地獄に付き合ってもらおう。
関東での数日を過ごした僕はバスに乗る前に部員との集合場所へ。
帰りたくない。また4列シートで拷問のような時間を過ごすのが確定しているから。
東京駅横須賀線乗り場。なぜ数ある乗り場から選ばれたのはここなのか。
もっとわかりやすい場所あるんだろうなぁ。やっぱり遭難者が出て捜索隊を派遣した。
東京駅から乗り場までの足取りが重い。八重洲口からJRや私鉄系のバスが発着するのを恨めしい目で見ていた。頭に流れるはドナドナ。
たどり着いた現代の奴隷船乗り場こと鍛冶橋駐車場。
ひっきりなしに出入りするバスにつられたのかイライラ声の案内が耳に刺さる。
やってきたのは韓国ヒュンダイのユニバース。ついに来たか。
4列シートは行きのエアロバスのようにくたびれてこそいないがビニールレザーでムレる。
発車時には9割方席が埋まり少しささやく声がある程度。
次のバスタ新宿発車時に満員とのアナウンス。
ゴキゲンに飛ばすエンジン音と縦揺れが今夜は寝させないと主張する。寝かしてくれ。
海老名SA、遠州森町PAで休憩。フラフラと外に出て自販機にたどり着く機械と化した。もう土産を見ようともしない。
嗚呼、昨日まではベッドに横になって熟睡してたのに。
疲れもあってやっとうたた寝をして休憩で目が覚めることの繰り返し。
そして大阪梅田プラザモータープールで下車。
解散後朝ご飯を食べようとドトールに入ったら机で寝落ちしてた。
オフピークだったらもう少し楽なのかもしれないとは思うが行事なので逃げられない。
バイアスがかかってるかもしれないけれど個人の感想なので悪しからず。
